【割印は2枚の書類にまたがるように押す】
割印は2枚の書類の同一性や関連性を示す
「割印」とは、文書の同一性や関連性を示すため、2つの文書に半分ずつまたがるようにして押印するものです。「契約書の正本と副本」、「領収書とその控え」、「手形とその控え」等、原本と控えや写し両方に印影が乗るように「割印」を押します。
2枚の書類にまたがるように
「割印」を押すときには、左図のように正本(原本)と副本(控えや写し)にまたがるように押します。「割印」は契約のために押印した印鑑(会社実印・代表者印)と同一のものでなくても問題ありません。
※画像では2枚の書類が重なっていることをわかりやすくするために左右にずらしていますが、実際に押印するときは書類をずらす必要はありません。
専用の割印を用意する
契約のために押印した印鑑、あるいは認め印等を「割印」に用いても、もちろんよいのですが、円形の印鑑よりも縦長の「割印」を使用したほうがきれいに押印できます。事務用品のひとつとして専用の「割印」をご用意することをおすすめします。大きいサイズ(15×36mm)の「割印」なら、縦に3行まで改行して文字を刻印できます。
2枚の書類を重ねて押すので、境目の部分に段差ができますから上手に押印するには慣れとコツが必要です。印鑑マット等を利用するのもひとつの方法です。