【 金融機関との取引に使う印鑑 】

銀行印は専用のものを用意

銀行印は各種金融機関（銀行、信用金庫、労働金庫、信用組合等）で口座開設を含めたさまざまな取り引きを行う際に使われる印鑑です。

通帳と銀行印があれば 本人でなくても預金を引き出すことができるので、保管には十分注意してください。認め印や実印を銀行印として金融機関に届け出ることもできますが、金融機 関の取り引き専用として銀行印を用意することをおすすめします。

特に、実印と銀行印をひとつの印鑑でまとめてしまうと、もし盗難や紛失の目にあった場合、 印鑑登録の変更や銀行の届出印の変更を同時に行わなければならないばかりでなく、重要な契約や取り引きと銀行の預貯金に大きなリスクをいっぺんに抱えてし まうことになります。万が一に備えて、実印、銀行印、認め印は別々のものを用意しましょう。

 

銀行印はどのようなものがいいか

銀行印を作るなら、どのような素材やデザインがよいでしょうか。

実印ほど凝ったものでなくともよいのですが、偽造やコピーを防ぐために複雑な書体を選ぶほうが無難です。篆書体や印相体で作るのがよいでしょう。

実印と同じく一生ものになることがほとんどで、実印よりも使用頻度は高いでしょうから、耐久性に優れた素材で作ったほうがよいかもしれません。象牙、チタン、水牛などの素材で作ることが多いようです。

実印と同時に購入することをお考えなら実印と同じ素材、書体にして、サイズの大きいものを実印に、小さいものを銀行印にするのがよいでしょう。

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