【銀行印は実印と同じ書体がよく選ばれる】
実印と同じ書体で作る
実印と同時にセット購入される方のほとんどが実印と同じ書体を選んでいるようです。実印に「印相体」を選ぶなら銀行印も「印相体」、「篆書体」を選ぶなら銀行印も「篆書体」といった具合です。
実印の書体と同じものを選ぶだけでよいので注文するのがスムーズです。
実印と違う書体で作る
もちろん、実印と違う書体を選ぶこともできます。実印との混同を避けるために、実印と銀行印のサイズも書体も変えたいという方は、例えば、
◎実印を「印相体」にしたなら、銀行印は「篆書体」や「古印体」、「行書体」
◎実印を「篆書体」にしたなら、銀行印は「古印体」や「行書体」
のように、線の太さや文字の大きさ、字の払いやはねの大きさが「実印>銀行印」になるような組み合わせを選ぶと区別しやすく、混同も避けられるでしょう。
銀行印の書体を選ぶときの注意点
銀行印は実印と同様に、偽造が簡単にできてしまわないように、複雑な書体のほうが無難です。もっとも複雑な「印相体」や「篆書体」が選ばれるのも、そこに理由があるのでしょう。特に「楷書体」や「隷書体」は、簡潔で読みやすい反面、偽造もしやすい書体です。これらの書体を選ぶ際は注意が必要です。
銀行印も後から変更するのは何かと面倒です。銀行印を作る際には気に入った書体を初めから選んでおきましょう。